意外と知らない!?メーカー別 軽トラの特徴 3社の軽トラの個性について

軽トラックは税金や維持費が安く、小柄なボディは裏路地や農道といった細い道でも安心して走ることが出来るので、農業や輸送業を中心に様々な業種で重宝されています。また、地方に行くと個人宅でもゴミ出しや灯油運びなどでも利用されていますし、最近では軽トラックをベースとしたキャンピングカーが作られるなどレジャーシーンでも活躍しています。

このように軽トラックは様々なシーンで活躍する日本に欠かせない存在となっているので、新車・中古車市場においても人気があり多くの台数が流通しています。
その為、各社から軽トラックが販売されているのですが、多くの人は「軽トラックなんて、メーカーが違うだけで中身は一緒」と思われているのが実情です。しかし、各メーカーは軽トラックで様々な特徴を打ち出しているので、今回は各メーカーの軽トラックの特徴について紹介したいと思います。

スズキ キャリイ

スズキ キャリイは2013年に約15年振りにフルモデルチェンジが実施されました。その大きな特徴としては荷台の高さが650mmと軽トラックの中でも最も低くなっているので荷物の積み下ろしが非常に楽となっている点が挙げられます。また、ボディサイドに取り付けられたサイドステップも開口部が大きくなるように形状が変更されており、長靴のような幅広な靴を履いたままでも足を掛けやすく、荷台に上がりやすくなっています。
この他にも、トランスミッションには一般的な5速マニュアルミッションや3速オートマチックの他に、マニュアルミッションのクラッチ操作を車が自動で行う5AGSが設定されています。5AGSはベースがマニュアルミッションでありながら、クリープ機能も付いているのでオートマ車と同じような感覚で操作することが出来ます。

ダイハツ ハイゼットトラック

ダイハツ ハイゼットトラックは2014年にフルモデルチェンジが実施された最も新しい軽トラックとなります。その大きな特徴としては「軽トラックと言えば白色」というイメージが強い中、ハイゼットトラックにはピンクやオレンジといったカラフルなボディカラーを含む9種類もの色が設定されている点があります。その為、軽キャンピングカーのベースとしても人気となっている他、最近話題となっている農業女子にも注目されています。また、2018年には一部改良が実施されたことで、当初は搭載されていなかった衝突回避支援システムであるスマートアシストが新たに採用されています。

スバル サンバー

現行型のサンバーはダイハツ ハイゼットトラックのOEMとなっていますが、2012年まではスバル独自の軽トラックが販売されていました。そのスバルが設計した最後のサンバーの大きな特徴はエンジンを後輪車軸より後方に配置したRRと呼ばれる駆動方式を採用している点にあります。
通常ならば運転座席の下に配置されるエンジンを車体の後方に置くことにより、重量物が常に後方にある状態となるので、荷台が空でも駆動輪となる後輪にトラクションが掛かった状態にすることが出来ます。また、エンジンをキャビンから遠く離れた位置に置けるので、エンジンを高回転まで回しても騒音が入りにくいというメリットもあります。
このように独自の理念により設計されたサンバーは軽トラックで唯一となる四輪独立懸架を採用するなど乗り心地も良く、走行性能の高さから「農道のポルシェ」とも呼ばれており、生産が終了した現在でも中古車を指名買いする人は多いのです。

まとめ

今回はスズキ・ダイハツ・スバルの3社の軽トラックの特徴をそれぞれご説明しました。他のメーカーの軽トラも同じ軽トラでありながら、それぞれ特徴は異なります。

このように似たような形状をしている軽トラックですが、メーカーによって大きな個性があります。軽トラックは実用車なので購入する際には予算重視となってしまいますが、個性を意識して選んでみてほしいと思います。

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