大きなトラッククレーン

まず、ご存じの方も多いと思いますが、クレーンとは工場内や建設現場でよく見かける重い物を吊り上げるための揚重機です。

一口にクレーンと言ってもそれにはたくさんの種類があり作業場所の条件や作業用途により、様々な種類のクレーンを使い分ける必要があります。

この記事では、様々なステージで活躍する色々な種類のクレーンの紹介と特徴について簡単に解説させていただきます。

建設現場に駆け付け活躍するトラッククレーン

海外のトラッククレーン

まずご紹介するのはみなさんも街中でよく見かけるトラッククレーンです。

建設現場で一番使われているのがトラックレーンではないでしょうか。建設現場で使われるクレーンの大きさですが、吊り上げ荷重が20t から25t のクラスがよく使われます。

その特徴は移動が簡単であるという点です。リース会社に電話をするだけですぐに駆けつけてくれます。

ラフテレーンクレーン(ラフター)

次にご溶解するのはラフテレーンクレーン(ラフター)です。

基本的にはトラッククレーンと同じ構造ですが、大型タイヤを装着しているのが特徴で車両のサイズがトラッククレーンよりも小さいのが特徴です。

作業場所が狭いところでは、大型のトラッククレーンが侵入できない場合もあります。このような時に威力を発揮するのがラフターです。ラフターはラフテレーンクレーンとも称されますが、建設現場では一般的にラフターと呼ばれています。

ラフターもトラッククレーンと同じように移動が簡単にできるというのが大きな特徴です。

オールテレーンクレーン

オールテレーンクレーンは高速を走れるトラッククレーンと、整備されていない土地で活躍するラフターの両方の良さを兼ね備えています。

ラフターよりもサイズが大きな点が特徴で大型タイヤを装着し、国内最大級の550t吊りまで対応できるものがあります。オールテレーンクレーンは狭い場所で大きな吊り上げ荷重が必要な場合に使われます。

クローラークレーン

トラッククレーンと同じように建設作業現場でよく使われるクレーンが、クローラクレーンです。

キャタピラーを搭載しているのが大きな特徴です。キャタピラーは一般道路は走れませんので、クローラークレーンは専用の運搬車両を使って現場まで搬送されます。

その大きな特徴は、キャタピラーを搭載しているので、地盤が悪い所でも使用できるという点です。建設作業所に最初に乗り込むのはクローラクレーンで決まりです。

以上の4種類は「移動式クレーン」と称されていますが、現場まで自由に移動することでその名前がついています。移動式以外のクレーンとしては現場に固定される据付型クレーンがあります。据付型クレーンとして有名なものを紹介します。

ジブクレーン

ビルなどの建物の建築で使われるのがジブクレーンです。

「ジブ」と呼ばれる長いアームを支えとして、その先端から垂れ下がったワイヤとフックで荷物を吊り上げるクレーンです。構造上あまり重いものは吊り上げることはできませんが、「ジブ」の作業範囲内であれば、簡単に重い物を吊り上げることができます。

ビルの建設工事はまずジブクレーンを設置することから始まります。

天井クレーン

工場の天井付近に取りつけられたランウェイと呼ばれるレール上を移動するクレーンです。

トラッククレーンのように重いものは吊り上げ事は出来ませんが、ランウェイの範囲であれば、自由に簡単にクレーンを操作することができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

建設現場や工場内で活躍する様々な種類のクレーンをご紹介いたしましたが、他にも世の中には様々な種類のクレーンが存在し、与えられたステージで活躍しています。

皆さんも、街中の工事現場や建設現場でクレーンを見かけたら、その特徴などを観察してみてはいかがでしょうか?

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